一年の邪気を払い福を家内に招き入れる日「節分」
二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前日
年に4回ある節分は
季節の移り変わりを象徴する日です。
中でも春の始まりである「立春」は
一年の始まりであるという考えから
最も重要視されています。
冬から春への移り変わりを象徴する日であり
運気の流れの変わり目の日と言っても
過言ではないでしょう。
節分を含め立春前の18日間を[土用]と呼びますが
この期間、人や自然界の気が弱まり
体調を崩したり予期せぬ出来事に見舞われたり
不運が舞い込みやすいと言われています。
そこで土用の最終日である節分に
心身に溜まった邪気を払い浄化をし
立春からの1年をポジティブなエネルギーで満たし
新たな始まりを迎える準備が必要です。
立春は宇宙のエネルギーが地球に降り注ぐ
特別な日です。
~運気を上げるための立春の過ごし方~
立春の朝、早起きして太陽の光を浴びる。
目を閉じ深呼吸をし朝日の光を浴びると
気持ちが明るくなり活力が湧いてきます。
この日衣食住に新しい物を取り入れるのも
良いとされています。
欲しいものを買ったり
新しい服や靴を身に付けたり
カーテンの色や柄を変えてみたり
気分をリフレッシュ!
必要のないものを処分する。
使わないものやいらなくなったモノを貯め込むと
ネガティブなエネルギーが溜まり
エネルギーの流れを悪くしてしまいます。
いらないものは処分して
新しい運が入ってきやすい空間を作りましょう。
節分で豆まきをしますが
立春の日に白い豆腐をそのまま一丁食べると
一年間病気にならないという言い伝えがあるようです。
立春の日にやるべき事は他にも沢山ありますが
開運のために一番に行うと良い事は
『立春大吉』の御札を貼る事です。
私は一度も手にしたことはないのですが…
この御札は邪気払いや鬼退治をするために
古くから重宝されてきたもの。
新しい一年が良い年になるように願いを込めて
立春の日の朝に玄関に貼ると良いようです。
幼い頃
意味も分からずただひたすら
鬼役のお父さんに向かって
豆を投げた。
鬼は~そと♪ 鬼は~そと♪
福は~うち♪と叫んだ記憶が無い…?
一杯豆を散らかして
走り回って
はしゃいで
笑って
ただただ楽しかった。
遠い昔を思い出して
笑みがこぼれます。
今年も心の中に
暖かくて優しい”福”がやってきました。